国立 アインシャムス大学で公民館とアントレプレナーシップのワークショップを行いました

首都カイロにある国立 アインシャムス大学で公民館とアントレプレナーシップのワークショップを行いました。

公民館での活動を通してエジプトの教育の問題を解決するためのビジネスアイディアを課題ごとにグループに分かれて話し合いました。

そのあと、グループごとに課題を解決する方法を発表してもらい、グローバル公民館代表 モハメッド氏、繁多川公民館 館長 南氏、株式会社タウンキッチン・取締役および東シナ海の小さな島ブランド株式会社、他数々のアドバイザーを兼務する西山氏がそれぞれの視点からアドバイスをしました。

それではその様子をご覧ください。

説明会の詳細

日時:2020年1月15日(水) 16:00から

場所 : 国立 アインシャムス大学 教育学部

参加費 :無料

アントレプレナーの紹介

株式会社タウンキッチン・取締役および東シナ海の小さな島ブランド株式会社、他数々のアドバイザーを兼務し1年中世界を旅する西山氏がアントレプレナーについて発表しました。

ワークショップスタート

公民館での活動を通してエジプトの教育の問題を解決するためのビジネスアイディアを課題ごとにグループに分かれて話し合いました。

課題は以下の7つです。

  1. 認知能力だけに焦点を当てた教育の改善
  2. 1クラスの人数が多い問題
  3. 先生が足りない・先生がしっかりとした研修を受けていない・先生の給料や待遇の問題
  4. 教育のクオリティ
  5. 学習環境
  6. 学期が短い(休みが多い)
  7. 評価システム

参加者のみなさんは真剣になって意見を出し合い1枚の紙にアイディアをまとめていました。

最後に

今回のワークショップには大勢のエジプト人が参加してくれました。

ここで話し合ったエジプトの教育を改善するビジネスアイディアが実現できるように引き続き協力していきます。

今年もアインシャムス大学での講座が始まります。

昨年受けた方の中には、実際に自分の地域で公民館のアイディアを実践している方も数名います。

公民館のアイディアに刺激を受けて、自ら行動していく人の輪がどんどん広がっていく。

エジプトから始まる新しい公民館の形を逆に日本へ伝えるという日が来ることを願って、コツコツ頑張っていきます。

日本でみなさんに会えることを願っています。そして、エジプトでの活動を実際に会ってお伝えする日が来ますように。

この記事を書いた人

りむ

沖縄県出身エジプト在住。
小学生の頃から常に夢をもち、目標設定を繰り返しながら人生を切り開く生き方を貫く。
「何歳になってもチャレンジできる。学ぶことに終わりはない」をモットーとし、子育てをしながら日本とエジプトの架橋「グローバル公民館」や個人メディア「りむラボ」を運営している。