国立アインシャムス大学教育学部で特別授業を行いました

国立アインシャムス大学教育学部で比較教育を専攻している学生に日本の教育制度とグローバル公民館について特別授業を行いました。

今回の授業は、エジプトで宗教教育の研究をしている名古屋大学大学院博士課程の内田氏が日本の教育制度と自身の研究について紹介しました。

また、グローバル公民館がこの授業をコーディネートしました。

今回の授業は大学での単位に含まれるので、沢山の学生が参加し熱心に話を聞いていました。

授業の詳細

日時:2018年3月17日(土曜日)

場所 : 国立アインシャムス大学 教育学部

講師:名古屋大学大学院博士課程在学 内田 直義氏、グローバル公民館 モハメッド・アブデルミギード

参加者 :国立アインシャムス大学 教育学部 比較教育専攻 学生

日本の教育制度と自身の研究について

名古屋大学大学院博士課程の内田氏が日本の教育制度と自身の研究について紹介しました。

内田氏の研究テーマは宗教教育です。文化を知らないと宗教教育が理解できないと思ったので、エジプトに住んで研究をしているそうです。

まず初めに日本の学校制度について、そのあと、自身の通っていた小学校に関する歴史的な背景を説明しました。

また、エジプトの1970年代、1980年代とその頃の日本の教育を比べていました。その年代に、エジプトに宗教教育が普及されたからです。

その他にも興味深い内容を話していました。

グローバル公民館の活動紹介

グローバル公民館の活動を紹介しました。

詳しくは以下をご覧ください。

最後に

教育学部副学部長も参加して行われた今回の特別授業。

授業終了後は、沢山の学生から日本の教育について質問がありました。

この後学生達は、レポートを提出することで単位が認定されます。真剣にメモをとる学生の姿が印象的でした。

私も知らなかった日本の教育の歴史やエジプトの宗教教育について学ぶことができてとても勉強になりました。

それでは今後の活動をお楽しみに!

この記事を書いた人

りむ

沖縄県出身エジプト在住。
小学生の頃から常に夢をもち、目標設定を繰り返しながら人生を切り開く生き方を貫く。
「何歳になってもチャレンジできる。学ぶことに終わりはない」をモットーとし、子育てをしながら日本とエジプトの架橋「グローバル公民館」や個人メディア「りむラボ」を運営している。