今年度の繁多川公民館とのオンライン講座がスタートしました。
今回のテーマは「エジプトと日本の歴史を比べてみよう」です。
例えば5000年前のエジプトでピラミッドが造られていたころ、沖縄では?
沖縄で玉陵(タマウドゥン)を造っているころ、エジプトでは何をしていたか?
相互の歴史をきっかけに学び理解を深めました。
沖縄側は繁多川公民館で公募した中高生、沖縄県立看護大学学生、沖縄国際大学学生が質問・返答を中心に行いました。
エジプト側はサマースクールで英語を勉強している小中学生が参加。
勉強した英語を使ってエジプトの歴史について発表しました。
この事業は2019年度文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU‐Portニッポン)」公認プロジェクトとなっています。
それでは、講座の内容をお楽しみ下さい。
講座の詳細
(エジプト)
開催日:2019年8月30日(金)9:30~11:30
参加者 :サマースクールで英語を学ぶ小中学生
場 所: NGOが運営するセンター
参加費:無料
エジプト側からの発表
エジプトと言えばピラミッド。
まず始めにクフ王、カフラー王、メンカウラー王などピラミッドを建てた王様について英語で発表しました。
エジプトの公用語はアラビア語ですが、小学生から英語を勉強します。
英語のみで授業を行う私立の学校に通う子供も多いので英語を流暢に話すことができます。
恥ずかしがることもなく堂々と英語で発表していました。
スフィンクスやナポレオン・ボナパルトについても発表しました。
参加者全員が日頃の英語の学習成果を発揮することができました。
繁多川公民館からの発表
次に繁多川公民館からの発表です。
沖縄県立看護大学学生、沖縄国際大学学生が発表しました。
繁多川公民館の近くにある世界遺産に登録された識名園(琉球庭園)や玉陵(タマウドゥン 第二尚氏王統の大型の墓地)について発表しました。
そのあとの質問タイムでは、エジプトや沖縄の有名な食べ物、エジプトのスフィンクについて話しました。
最後に
オンライン講座を重ねる度にエジプトと沖縄の人の繋がりが広がっています。
沖縄とエジプトの距離が近づいています。
お互いのことを学べば学ぶほど違いではなく共通点を探し始めます。
そして、もっともっとお互いを知りたいという気持ちが溢れ出した教室で、次の講座で学びたいことを話し合いました。
次回の講座もお楽しみに!